喪主の決め方
喪主の決め方
家族が亡くなった時に、葬儀を執り行う人を喪主と言います。一体どうやって選んでいるのか、自分の身近な人が亡くなってから慌てる前に、誰にでも死は起こるものなのですから、葬儀をする段階になって慌ててしまう前に、一通り知っておきましょう。結論から言うと、今は故人の配偶者が選ばれることが一般的です。以前は故人の後継者が選ばれる方が多かったのですが、最近は家を継ぐという概念が希薄化しているので、代わりに配偶者が勤めることが増えているのです。
でも、配偶者がいない場合や、高齢で喪主を務めることが困難なケースも少なくはありません。その場合は、故人と血縁関係が近い親族が代わりで務めることになります。最も多いケースは、故人の子どもではないでしょうか。優先される順番は、長男・次男以降の直系の男子・長女という順番です。これ以降は次女などの直系の女子や、故人の両親という流れになっています。最後に出てくるのが兄弟姉妹です。
長男が喪主になる可能性
ご自身が長男であり、ご両親どちらかが亡くなった場合、葬儀の喪主は長男が行うことが多いでしょう。
葬儀における喪主は、一家の代表という重要な役張を担いますが実は誰がやってもいいのです。ですが、一緒に住む人が行うというのが一般的だといわれています。ご主人が亡くなった場合で、奥様がご存命であれば奥様が喪主をとり行うこともあります。子供が喪主になる場合では、女性は嫁ぐ事が多いことから男性がやることが定番化されています。この男性が喪主を行い、定番化している場合が多いのは、跡取りが喪主を務めるという戦前のしきたりが今でも色濃く残っているためだといわれています。
どちらにしても、故人を心良く送り出してあげられる気持ちを持てる方が喪主になることが何よりも重要ですね。男女の格差をさまざまなところで感じることから、早く男女の壁が亡くなり、誰が喪主を務めても何も思わず、それがふつうだと感じられる時代が来ることを願います。
◎2023/12/15
情報を追加しました。
>葬儀を簡略化して行う際における注意点について
>生前葬儀を行う場合の準備と注意点について
>葬儀を欠席しなければならない時に行うべき事
>オンラインの葬儀ならどこからでも参列できる
>葬儀で見られるトラブル事例と対処法について知ろう
◎2023/2/16
情報を追加しました。
>リモート葬儀で遠方に住んでいる方でも参加可能
>葬儀に参列できない場合に利用できる弔電について
>終活の必要性と家族にあった葬儀の形を考える
>葬儀の会食のマナーと提供する料理の選び方
>現代の葬儀ではもはや宮型霊柩車は見られません
◎2022/4/22
情報を更新しました。
>葬儀における無宗教スタイルの特徴を把握しておく
>葬儀で供花を送る際の把握しておくべきマナー
>キリスト教の葬儀で仏式との違いを把握しておく
>葬儀で通夜に参列する際の服装を選ぶ上でのマナー
>色付きレンズの眼鏡やサングラスは葬儀のときにはNG?
◎2019/1/10
神式と仏式での流れの違い
の情報を更新しました。
◎2018/11/2
葬儀の時の髪色
の情報を更新しました。
◎2018/9/4
喪主の決め方
の情報を更新しました。
◎2018/6/8
葬儀時のNG態度
の情報を更新しました。
◎2018/4/10
葬儀に遅刻したときの対処法
の情報を更新しました。
◎2018/3/9
サイト公開しました
に関連するツイート